現在、教育委員会と商工観光課が連携して、ジオに関わりのある指定文化財の再整備を行っています。

↑大切な三畳紀初期のアンモナイト露頭を保護するための金網も新しくなり

文字がかすれて読みにくかった解説看板も

写真や表をいれてこんなに見やすくなりました。

高圧洗浄機で石灰岩についていたコケやホコリを落として・・・アンモナイトが顔をのぞかせました。

この化石は、中生代の始まりに生きていた貴重なアンモナイト化石です。他にもこの石灰岩からはコノドント化石やサメの歯、二枚貝などの化石も報告されています。また、横浜国立大の小池先生が行ったボーリング調査の結果、古生代と中生代の境界付近の石灰岩だということもわかりました。

古生代末に起こった「地球上の生物大絶滅」の時代を、この石灰岩は見ていたのかもしれませんね。