笠置峠古墳

笠置峠古墳

王の葬送儀礼の様子が復元された前方後円墳

江戸時代には参勤交代に使用され、四国遍路の人々が行き交い、国史跡にも認定された笠置峠に、4世紀前後につくられた西南四国最古の前方後円墳が存在します。
古墳は東西に長く全長47m、しゃもじのような珍しい形で、後円部には竪穴式石槨が設けられ棺を納めました。その周囲からは副葬品と思われる鉄製品や石槨の上に置かれた土器や土製品が多数出土しました。こうした出土品から、埋葬された後に古墳の上で、飲食を伴う王の葬送儀礼がとり行われていたと考えられています。

Pick Up

墳上から眺める広大な宇和盆地

笠置峠古墳は宇和盆地一帯を治めた首長の墓と考えられており、標高412mの墳上からは眼下に宇和盆地や九州も望むことができます。

Pick Up

チャートを使用した葺石

古墳の側面には葺石がふかれています。葺石には盛り土の流失を防ぎ、聖域を示す役割があったと考えられています。

ジオポイントDATA

【アクセス & 注意事項】
◎西予宇和ICから車で約30分
◎駐車場有
◎蜂やマムシにご注意ください
◎林道を通ります。車での通行には十分ご注意ください