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シルル紀(約4億2千万年前)の大陸
 南半球には、ゴンドワナとよばれる巨大な大陸が存在していました。ゴンドワナ大陸は、現在の大陸で名前でいうと、南アメリカ、アフリカ、インド、南極、オーストラリア大陸に当たるものが集まっていました。黒瀬川古陸にあたる岩石類は、ゴンドワナ大陸のオーストラリアの赤道付近の海岸にありました。小さな大陸として、中央アジアやシベリアが北半球に独立してありました。赤道付近には北アメリカと北ヨーロッパの大陸がありました。この北アメリカと北ヨーロッパの間には、古大西洋というべきイアペタス(Iapetus)と呼ばれる海がありました。後にイアペタスは、どんどんせまくなっていき、やがて消滅していきます。

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