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プレートに乗ってやってきた伊豆半島
 丹沢山地と伊豆半島を構成する大地は、もともとフィリピン海プレートに乗ってやってきた島でした。海溝で沈みこめずに、日本列島にぶつかり、付加したと考えられています。
 海洋プレートの上には、かつての大陸の断片、島弧や海山が乗っています。軽い地殻をもっているこのような高まりは、海溝で沈み込むことができないで、大陸プレートに衝突・付加し、はげしく変形した地層が生じます。衝突が大きくなると隆起して山がつくられるのです。
 このような海洋プレートと共に移動してきた大地が、衝突・付加は大陸を成長させる重要なメカニズムであると考えられています。

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