活動アルバム


市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
2025年夏休み活動報告その1
四国西予ジオパークでは、2025年の夏も様々な方に西予の自然の魅力を楽しんでいただく機会を設けました。主なイベントの様子を振り返ります。
(1)8月3日:ネイチャージャーナリング入門
講師は日本ネイチャージャーナルクラブの小林絵里子先生。実際に小林先生が見本を描かれる様子を、間近で見せてもらいみんなで見せてもらったのですが、対象物を触った感触を紙に書き込んだり、ものさしで大きさを測ったり、貝殻の突起の数をかぞえたり、具体的に観察したことを描き、書き留める様子に参加者一同、とても感動しました。
その後参加者自身の手でネイチャージャーナリングに挑戦しましたが、参加者同士で「対象を見てどんなことに気づいたか」を話し合いながら、最後までモチベーション高く取り組んでいたのがとても印象的でした。
(2)8月4日:土居ふるさと創生会「三滝川とふれあう会」
城川町土居地区の子どもたちや親御さんが参加するこちらのイベント。浅瀬で生き物観察や水遊びを満喫したほか、本年は四国西予ジオミュージアムの高橋館長が出前講座を担当。三滝渓谷を構成する黒瀬川帯が、かつて赤道付近で他の大陸とくっついていたという壮大なスケールのお話に、参加者も感心していました。
(3)8月6日~7日:こども霞が関見学デー
文部科学省を会場に、首都圏のご家族を対象としたイベントです。今年も非常に多くの方が来訪され賑わいました。各ジオパークから持ち寄った展示や体験コーナーは昨年よりもパワーアップ。さらに新たな試みとしてオンラインイベント「ジオエコ相談室」も行いました。霞が関の会場から各地のジオパーク専門員・学芸員とオンラインでつなぎ、化石や動植物、気候変動や環境のことについて子どもたちからの質問にその場で答えるという体験プログラムです。四国西予ジオパークから榊山専門員が出演し、化石や古生物の質問について答え、西予市のPRをしました。
(4)8月9日~10日:まなびあん昆虫展
四国西予ジオミュージアムが所蔵する貴重な昆虫標本の数々を、西予市図書交流館まなびあんで期間限定展示。国蝶オオムラサキや日本、世界の大型昆虫が展示され、多くのお客様が足を運んでくださいました。会場では大森さんによる工作「羽ばたくカブトムシ作り」も行われ、紙とストローでできたカブトムシを子どもたちが楽しそうに羽ばたかせていました。
(事務局:S)