活動アルバム活動アルバム活動アルバム 市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

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市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

【ジオ研修】銚子ジオパーク訪問

5月28日(水)~30日(金)はJGN研修会、通常総会等があり、関東へ出張する機会がありました。
西日本のジオパークはこのような形で関東への出張が多いため、この機会を通じて、先進のジオパークを視察することは、タイム、コスト、GPネットワークの面を考えても非常に有意義なものとなります。
今回は中生代ジュラ紀の付加体を持ち、同じ1つの市でジオパークを行っている、銚子ジオパークを5月31日(土)に訪問しました。

※写真はコカコーラをラッピングした銚子ジオパークオリジナル自動販売機です。

午前中は職員の岩本さんに案内をしてもらいました。

まずはシゲタ醤油さんの向上を見学しました。
醤油はどこでも作れますが、江戸時代に銚子では大発展しました。
それは大地と密接なつながりがあります。利根川があり、温暖多湿な気候房総半島で大量に原材料を採取できるおかげで銚子の醤油は非常に有名です。
また、そういう産業が発展していたため、江戸時代では銚子は関東第4位の人口があったそうです。

その後は銚子電鉄に揺られながら、外川地区を地域の方に案内してもらいました。
地域の方が熱心にこういう案内、説明等をしていただくことはジオパークにとっても重要なことです。

 

午後はガイドの方を中心に案内してもらいました。

最初は国の天然記念物になっている犬吠埼をガイドしてもらいました。
色々なことを話しながら地質の説明、調子の説明をして頂きました。
観光客でも賑わっていて、この人たちが少しでもジオの視点を持ってここを見てもらえればもっとよくなるのになあと思いました。

それから屏風ケ浦も案内してもらいました。
房総半島に向けて、大地が沈んでいる(銚子川は逆に隆起している)様子は非常に見ていても面白く、ガイドの方と歩きながら、楽しみました。

今回のジオパーク研修は地域の盛り上がりを感じ取るができました。また、時代前後がはっきりしており、ジオストーリーがしっかり組み込まれている印象を受けました。また、看板が3枚だけでしたが、あまり急いで作る必要はなく、一般の方にも分かりやすい看板を考えて作る必要があると思いました。