ご無沙汰しております。
先週になりましたが、ジオパーク全国大会in南アルプス大会に参加してきました。
四国西予ＧＰは９月２６日(金)の２０時に出発をしました。夜は船で船中泊し、翌日長野へと向かいました。
９月２７日(土)は全体会ということで以下の内容が行われました。

★開会セレモニー、JGN認定式
昨年１２月にとかち鹿追、今年８月に立山黒部、南紀熊野、天草が認定されました。
昨年度は西予が認定され、非常に印象が残っていますが、やはり認定式はいつ見てもいいものですね。
今年は私の地元である南紀熊野が認定されたことも嬉しかったです。

★基調講演　講　師：角幡　唯介氏（ノンフィクション作家・探検家）
探検家としては非常に有名な方で、その人のきっかけが南アルプスということでした。
ですが、それ以降の話があまりにもジオパークとかけ離れすぎていて、少し残念でした。
もう少しジオパークと話を結びつけないと私達には響かないのではないかと思います。
これほど、大きくなってきたジオパークの大会の基調講演を話す人を選ぶのは非常に難しくなってきたなぁと感じました。

★首長セッション
私は参加していませんので、どのような内容が協議されたか分かりませんが、我々は何者か？というテーマを切り口に非常に盛り上がり、有意義な会だったと伺っております。

★ポスターセッション
首長セッションがこの時間と被っているため、私はこちらに参加しました。
ほとんどの人が西予市を何て読むの？という形で来られた方が多かったです。
まだまだ認定されても知名度が低いんだなぁと思いました。
ただこれは、西日本の人が東日本の合併市町村のことを知らないのと同じ感覚だと思います。
ジオパークの中では、少しでも名前が知ってもらえるように取り組んでいきたいと思います。

また、この場は多種多様な人と交流する場にはもってこいだと思います。
コアタイムでは人が必ず立っているので、このジオパークの人と知り合いになりたい、情報交換したいとなればこの場所に出向くことができ、情報交換が可能です。
私は基本的にコアタイムの担当なので、他に出向くことができませんが、担当じゃない人はこの時間を有効に活動してほしいものだと思います。

★交流会
写真は交流会開始前のものですが、このような大きな会場で全国大会の交流会は行われます。
今年は１０００人以上なので、人が全員入るとすごい状態になりました。
そして、この場は１年で１回全国の人と交流できる唯一のチャンスです。
私もほとんどの時間を西予以外の場所で過ごしながら、久しぶりに会う全国の仲間たちと情報交換を行いました。
昨年の交流会ではこの後のブログで紹介する「太古の絆～約2億年前の地層でつながる仲間たち～」のきっかけになる話をしました。この場はそれだけ重要な場所なのです。
今年も若手ジオパークメンバーだけで何かできたら…？という話にもなりました。
何か形につなげられたらいいですね。

(事務局：蒔田)