野村町レクリエーション協会の恒例行事、「アドベンチャースクール」が
今年も開催されました。

アドベンチャースクールは、市内外の小中学生を集めて行われる6泊7日（！）の
自然体験キャンプ。活動場所に複数のジオポイントが含まれることから、
今回、ジオポイントのガイド役として参加してきました。

訪れたジオポイント別に活動の様子を紹介します。

①羅漢穴
愛媛最大級の鍾乳洞を、班単位で探検しました。この季節、鍾乳洞の中はとっても涼しい！

今回は長年、洞窟にすむ昆虫類などの調査をされている毛利先生にも同行いただき、
洞窟の中のふしぎな世界を案内していただきました。長い時間をかけてつくられた
自然の造形美に、こどもたちは興味津々でした♪

②ブナの原生林
大野ヶ原のブナの原生林では、セミの鳴き声に耳を澄ませたり、倒木に生えたコケを
さわったり、いろいろな色のキノコをさがしたり…五感を使って自然を体験してもらいました。

時間の関係で途中で引き返したので、生きもの好きの子供たちはちょっぴり名残惜しそうに
していました。また遊びにきてねー。

③源氏ヶ駄場
ブナの原生林から歩いて源氏ヶ駄場へ向かいました。源氏ヶ駄場は西予市でもっとも標高が高く（約1,400m）、愛媛と高知の県境にもなっているところ。急なのぼりはきつかったけれど、小さい子どもたち全員登り切りました。

頂上に着くと、子供たちは誇らしげな表情をしてカルストの風景を眺めていました。

子供たちも普段は塾やクラブが忙しくて、なかなか自然とふれあう機会がないようです。
そんなこどもたちにとって、ジオパークが何を提供できるのか、改めて考える良い機会となりました。

（事務局：加藤）