学芸員を目指す愛媛大学の学生が、西予市で２日間、博物館実習を行ないました。

まず、全員で城川地質館を見学し、その後、地質班と昆虫班にわかれて実習しました。

地質班は中津川のトゥファ、下相の海底地すべり跡、嘉喜尾の黒瀬川ロードと岡成の三葉虫化石発見場所で地質調査をしました。試料が採取できる場所では、学生それぞれ、記載や写真撮影をし、試料を持ち帰りました。

昆虫班は三滝渓谷周辺や宝泉坊ロッジ周辺で昆虫採取をしました。前日の雨が止んだため、昆虫が活発に活動していたそうです。

夜は、班ごとに標本作りです。また、真っ暗な中、近くの川へホタルを見に行き、１匹ですがゲンジボタルを見つけました。

2日目はあいにくの雨でしたが、地質班は中津川のトゥファでより詳しく調査を行い、昆虫班は標本作りの続きを行ないました。

実習の成果は、今年秋ごろに西予市で発表してくれるそうです！興味のある方はぜひお越しください。