9月18日に三瓶中学校の１年生39名がジオ学習を行いました。

この日の授業では、前回の授業で決めたスケジュールと調べたいことに従って、明浜方面、宇和方面、城川方面、野村方面の4つの班に分かれてジオサイトや市内文化施設を見学しました。
明浜を訪問した班は、どうして石灰岩でみかん畑が作られているのかを知るため、狩浜の段々畑でジオガイドさんに質問をしました。
ときには地元の方にも栽培している品種など伺っていました。

他にも明浜を特徴づける鯨塚や河童の狛犬がどのようなものなのか見学し、理解を深めた様子でした。

城川を訪問した班は穴神鍾乳洞や三滝渓谷を見学し、その成り立ちが日本列島形成よりも前に遡ることを学んでいました。
地元のガイドさんがカボチャを地球儀に見立てて解説を行うなどユニークなところもあり、生徒は興味を持って話を聞くことができました。
他にも、宇和を訪問した班、野村を訪問した班があり、それぞれに知りたかったことをまとめることができました。

今回の校外学習は生徒の主体性を伸ばすために計画しました。
そのためもあってか総じて生徒たちは熱心に話を聞き、用意したワークシートにびっしりメモを取っていました。
一方で初めて目にした光景や理解した事物も多く、更なる質問や探求が難しいようにも感じました。
これからの授業の中で生徒たちが新たな疑問に気づくことがあればと思います。

これから撮影した写真や聞き取りしたメモを元に、10月末の発表会に向けてスライド作成を行います。
限られた時間で生徒のみなさんも大変と思いますが、頑張って欲しいですね。

（事務局：榊山）