ジオガイドのスキルアップを目的に先月から行っていた「インタープリテーション研修」の最終回が12/15（土）に開催されました（前回までのようすはこちら）。

3日目となる今回は、今まで学んだことを活かしたガイドの実践です。

午前中は、ガイドのための打ち合わせと準備。

午後には本番（ガイドの実践）ということで、みなさんすごい集中力。プログラムを考えるだけでなく、小道具づくりなども協力して進めていました。

下見も念入りに。

午後からは、２つのグループに分かれて、ガイドを実践しました。
お客さんは、ジオパーク推進室や教育委員会などの市役所職員、市内で観光事業に携わる方、小さいお子さんづれのファミリーなど幅広い顔ぶれ。

まずは、まちの素敵なスポットを見つける「インスタ映えを探せ！」から。
まちの風景を様々な角度から切り取り、人による視点の違いを楽しみました。

続いて、みんなで思いついたフレーズを組み合わせて俳句をつくる「ハイブリッド俳句」。
子どもも大人も交じって行う俳句づくりは、とても盛り上がりました！

ガイド終了後、研修生とお客さんが一緒になってツアーの振り返り。良かった点とイマイチだった点を挙げてもらいました。

講師の一般社団法人をかしやの菊間さんからの講評。
「今日は子どもから大人まで参加者層が幅広く、案内が難しかったと思いますが、実際の観光客でもよくある組み合わせ。すべての参加者の方に満足してもらうには、言葉で知識や情報を伝えるだけでなく、今日のような体験を中心としたガイド手法が有効です。午前中だけ、という短い準備時間でみなさんよく頑張りました！」

最後は、今後のジオガイドや西予市の観光のあり方を考える時間。様々な意見が出ましたが、具体的にどう取り組んでいくか、今後も引き続き話し合いの場が必要だと感じました。
ひとまず、みなさんお疲れ様でした！

（作成：一般社団法人ノヤマカンパニー）