12月16日に教育保健センターで「せいよ自然と暮らしのカレッジ」が行われました。

午前中は、西予市消防本部の方をお招きして救急救命講習が行われました。
はじめにDVDを鑑賞し、実際に救命処置を行わなければならないケースについて学習しました。

次に救命講習の経験者から順番に、心臓マッサージのやり方を思い出しながら練習です。
まずは周囲の安全を確認する所から、声がけや呼吸の確認など一つ一つの手順を確かめていきます。
心臓マッサージは思ったよりも体を使い、実際の現場では何人かで交代しながら救急車到着まで頑張らないといけないなと感じました。

マッサージの練習を終えて休憩を挟んだ後、今度はAEDの使い方を学びます。
中を開けると自動的に音声ガイドが流れるようになっており、操作方法を知らなくても使えるようになっていました。
今度は2～3人がペアになって、1人が心臓マッサージを、もう1人がAEDを扱う練習をしました。

最後に質疑応答も交えつつ、講師の方から止血の仕方やけが人の運び方を教わりました。

午後からは危機管理課の谷川さんより、西予市内におけるこれまでの災害について平成30年7月豪雨の被害も含めて講義を受けました。

昨年発行されたばかりの、「西予市の防災マップ」の見方についても教えていただきました。
それぞれのお住まいの地域にどのようなリスクがあるか、参加者のみなさまも熱心に目を通していました。

所々、網掛けされていない地域は必ずしも安全性を保障するものではないと注意をされていました。あくまで人家のある場所を最優先してマップを製作したため、人通りの少ない山道などは色分けされていないということです。

なお、西予市の防災マップについては市役所のホームぺージでも公開されております。
https://apps01.chklab.com/LG382141/SeiyoMap/

ホームページ上だと地図の拡大縮小ができる上に、表示項目を選択することで見やすくすることができます。
さらに、ホームページだけの機能として、ジオサイトの位置と土砂災害等の警戒区域を照らし合わせることができます。

講義のあとは、ノヤマカンパニーの加藤さんとともに「西予市の防災マップ」を見ながらジオとかかわりの深い要素について振り返り、補足の説明がなされました。

次回の講義は1月20日。ガイドを行う上で欠かせない、「おもてなし」の研修を行います。

（事務局：榊山）