5月21日に、野村中学校の二年生55名にジオパークの授業を行いました。

最初の1時間は四国西予ジオパークの概要について、ジオパーク推進室の土居室長から講義がありました。

そもそもジオパークとは何なのか、どういう制度なのか、石だけが対象じゃないんだよ、などなど今回の授業でジオパークのおおよそを掴んでもらいます。

ときには質問をしたり、クイズに答えてもらったり。

長丁場の聴講にも関わらず、生徒たちは熱心に話を聞いてくれました。

2時間目は「世界に一つだけの岩石標本製作」を体験してもらいました。

冒頭では、東京のイベント会場でこの体験プログラムを子供たちに提供していることをご紹介。
様々な地域から西予市に観光に来てもらうこと、西予市に興味を持ってもらうことの重要性を伝えました。

実際の標本製作を始めると、石の選び方や貼り方にひとりひとり個性があって、楽しんでもらっているのが窺えました。
生徒たちに交じって一緒に岩石標本を作る先生もおられ、和気藹々とした時間を過ごしました。

みなさんは1年生の3学期に理科の授業で石を勉強したとのことで、石の名前やでき方など復習になったことも多かったのではないでしょうか。

彼らは今後の授業で屋形船に乗って須崎海岸を見学する予定になっています。
今日学んだことを覚えておいてもらえると、須崎海岸の見学がより一層充実したものになるでしょう！

（事務局：榊山）