活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
愛媛大学の学生たちがジオパークの見学に来ました。
愛媛大学の榊原正幸先生が授業を受け持つ学生たち(3年生と院生)を連れて四国西予ジオパークを訪れました。
3年生たちは社会共創学部の学生で地域課題の解決を主に学んでおり、この日も四国西予ジオパークの実情を学びにきたということでした。
午前中の一番最初は、事務局の榊山がジオパークの制度や四国西予ジオパークの概要について解説しました。
その後は市内に出てジオパークと連携している「道後屋ワケスポーツ」へ。
ジオのロゴマークを用いたグッズの紹介されたり、店主の和氣さんからジオパークと連携を始めた経緯を伺うことができました。
道の駅どんぶり館では、ジオパークの展示コーナーやジオの至宝や地元のおみやげを販売する物産コーナーを見学し、西予市に様々な産品があることを把握できたようです。
お昼はもちろん、どんぶり館の「ジオパノラマ膳」!
午後からはジオサイトの見学です。
今回は特別に桂川渓谷へ。
普段は立ち入りをご遠慮いただいているサイトですが、今回は我々が抱えている被災したサイトの修復や活用の課題について理解してもらうために見学していただきました。
野村町在住のジオガイド、河野さんから豪雨の際の町の様子や被災後の困り事等を語ってもらいながら、ご案内していただきました。
災害の後に大きく変わってしまった景観を解説しながら、セリバオウレン等の貴重な植物が今も自生しているところも紹介され、学生たちも災害復興の難しさとともに野生に動植物のたくましさを感じ取っていただけたのではないでしょうか。
最後に市役所に戻ってきて、四国西予ジオパークの課題を総括して学生たちにご紹介しました。
途中からジオパーク内でテフラ(火山灰などの火山噴出物の総称)を採取していた院生と榊原先生も加わり、ジオパークを盛り上げていくためにはどうしたらよいのか、市民の皆様にもっと関心を持っていただくにはどうしたらよいのかを考えました。
3年生は今後も四国西予ジオパークを調査に訪れるということで、是非とも実りある成果を上げていただけることを期待しております。
(事務局:榊山)