7月1日（月）に第1回西予市防災教育推進連絡協議会が開催されました。

この協議会は、平成30年7月豪雨により西予市が甚大な被害を受けたことに対して、防災・減災教育の取組みの 充実を一層図るために市内の学校関係者に向けて防災の話題を提供することを目的として、教育委員会が主催しました。
市内の主に校長先生や教頭先生などが集まってくださいました。

はじめに西予市危機管理課の谷川課長から「西予市の取り組みと学校で行う防災教育」と題した講演がありました。

続いてジオパーク推進室の榊山が「ジオと減災教育」と題した講演を行いました。
「我々が普段見慣れた光景や住んでいる土地はどのように出来上がってきたのか」という関心を持つ教育を実践することが、災害時に少しでもはやく避難する行動力につながります。

この中では、先に講演された防災教育とともにこうした減災教育の重要性を伝えました。
また減災意識を高める教材ツールとして、四国西予ジオパークでは教育部会が作成した学習教材や、学術アドバイザーの目代邦康先生（東北学院大学准教授）に依頼した教材を紹介しました。

学校の先生方からの反応も良く、早速1校が出前講座を申し込んでくださいました。

少しずつかもしれませんが、西予市の防災・減災教育が着実に充実していくように努めていきたいと思います。

（事務局：榊山）