10月19日から20日にかけて、名古屋市「ささしまライブ駅」周辺で開催された「ぼうさいこくたい2019」に参加しました。
「ぼうさいこくたい」は内閣府等が主催となって、災害が激甚化する現代において、国民の幅広い層の防災意識を向上させることを目的としたイベントで、今年が第4回目となります。
「ぼうさいこくたい2019」ホームぺージ

四国西予ジオパーク推進協議会からは、名古屋コンベンションホールに設置された出展ブースに参加。
平成30年7月豪雨による西予市の被害と復興、四国西予ジオパークとしての取り組み（サイトの被災と復旧状況、ならびに活用状況。ジオパーク製作の防災学習教材等）を展示してきました。

モニターには氾濫する肱川の映像を再生し、たくさんの方が足を止めていました。

19日には146名、20日には94名の方が四国西予ジオパークのブースを見学されました。

何人かに一人は、こんな質問をしてきました。
「ジオパークと防災って関係があるのですか？」

ジオパークと聞くと、大地の遺産の保全やツーリズムが主な活動内容ととらえている方はまだまだ多いようです。
日本のジオパークはそれらの活動に加えて、地域の人たちへの防災・減災の意識向上に向けた活動に取り組んでいることを丁寧に伝えました。
四国西予ジオパークでも、旧町地区や公民館単位での防災の出前講座を実施し、それぞれの場所に合わせた地形の特徴についてお話ししています。

今回の出展が来訪された防災関係者の皆様にとって有益な情報となり、様々な地域の支援や復興に役立つことを願っています。
私たちは今後も西予市の復興情報や防災啓発の取り組みを発信していきたいと思います。

（事務局：榊山）