• TOP>
  • 活動アルバム>
  • せいよ自然と暮らしのカレッジ「フィールドワーク(城川町土居)」を開催しました

活動アルバム活動アルバム活動アルバム 市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

活動アルバム
活動アルバム

市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

せいよ自然と暮らしのカレッジ「フィールドワーク(城川町土居)」を開催しました

12/15(日)、市内の城川町土居地区において、地質・地形と人の暮らしのつながりを探るフィールドワークを開催しました。

まずは、奥伊予の奇祭・どろんこ祭りの会場として使われていた田んぼの見学から。(祭り自体は現在は休止中)

どろんこ祭り保存館にも立ち寄り、見学しました。

土居は、伊予と土佐の国境の在町であり、周辺の村々の物資の集散地として栄えました。
かつての街村部は、城川歴史民俗資料館の別宮さんに案内していただきました。

ここはかつて銀行だった建物ですが、現在は西予市城川文書館として、利用されています。

街並みを見学した後は、川を挟んで対岸の高台にある報恩寺へ。ここから、土居の街が、どのような地形の上に発達したのか、ジオパーク推進室の高橋さんに説明していただきました。

公民館で食事をとった後は、谷に広がる集落、川後岩(かごいわ)へ。

ここでは、土砂災害でできた緩やかな傾斜の場所を利用して、棚田がつくられていました。

続けて、ジオパークの見どころの一つ、岩上田へ。ここも過去の土砂災害で山から落ちてきた転石と思われる岩が点在しています。

私たちが普段暮らしている場所の形成過程には、過去の災害などが関与していることもある―土地の成り立ちをよく理解しておくことで、次に災害が起こったときに人的被害を抑えられるのではないでしょうか。

最後に、城川歴史民俗資料館へ。土居のまちにあった赤松家が解体される際に引き取られたこて絵(漆喰を用いて作られたレリーフ)や、農機具などを見学しました。

(作成:一般社団法人ノヤマカンパニー)