活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
せいよ自然と暮らしのカレッジ「Restart!桂川渓谷」を開催しました
11/28(土)、西予市野村町にあるジオサイト 桂川渓谷で、せいよ自然と暮らしのカレッジを開催しました。
桂川渓谷は平成30年7月豪雨の際に土石流で遊歩道や橋が破損し、現在も大部分が立ち入り禁止になっています。
しかし、野村の上水道の水源でもあるこの場所は、地元の方々に昔から親しまれてきた場所。被災後も、夏になると親子連れで川遊びに訪れる人の姿が見られます。
今回はそんな渓谷の今を見つめ、これからの活用方法を考えるという講座でした。
まず、渓谷の自然をじっくり観察しようということで、探し物ゲームをしました。
リーダーがあらかじめ用意したものとそっくりなものを探すゲームです。
渓谷を構成している岩石や樹木などについて理解を深めました。
続いて、写真を撮って他の人に紹介したくなる風景探しをしてもらいました。
さまざまな苔やキノコ、地層など面白いもののほかに、災害の爪痕なども紹介したい風景として、選ばれていました。
最後はキャンプ場でディスカッション。
地元の方に桂川渓谷での思い出などをうかがいながら、これからの活用方法や活用に向けて気になることなどを出し合いました。
参加者からは丸太の橋を架ける、小舟で川を渡る、渓谷でできる体験をYouTubeで発信する、災害の爪痕を残しながら再整備するなど、様々なアイデアが。
引き続き、「この渓谷の自然に寄り添いながら私たちがどんな活動をしていくのか」という問いを一人ひとりがじっくりと考えてもらえたらと思います。
(作成:一般社団法人ノヤマカンパニー)