2021年5月から四国西予ジオパーク推進協議会に新しい専門員が着任しましたので、今回ご紹介させていただきます。

名　前：　川澄　隆明（かわすみ　たかあき）

年　齢：　６４歳

前住所：　長野県松本市

専　門：　地形学（博士）

【意気込み】
「私は大学で地質学を学び四国の黒瀬川構造帯の調査を行いました。また大学院では地形学を修め、北アルプスの氷河地形を専門に研究し博士号を取得しました。これまでの仕事としては学校教育の現場に長く携わり、三宅島の高校の地学教諭として生徒たちに火山の特性を伝える経験もしてきました。サンゴ礁が1,400mも隆起した大野ヶ原のような素晴らしい地質・地形を持つ四国西予ジオパークで、かつて起こった激しい地殻変動を、小中学生や高齢者・障害がある方々に伝えていきたいです。」

コロナ禍の中で教育現場やジオツアーでの対応といった機会で活躍することはまだできておりませんが、これから問合せなどが増えてきましたらその力を十分に発揮することと我々事務局も期待しております。
とはいえ、西予市内の土地勘はまだまだこれからですので、もし川澄専門員をお見かけしましたら市内を色々と案内していただけると幸いです。

令和3年4月から、推進協議会の事務局は昨年度の3名体制から、新たに2名増えた5名体制でしたが、川澄専門員が加わったことで6名体制となりました。
再認定とミュージアム開館に向けて、事務局一同ますます頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

（事務局：榊山）