活動アルバム活動アルバム活動アルバム 市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

活動アルバム
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市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

令和3年度西予市役所新採研修で講義しました。

6月16日(水)に行われた、西予市役所の令和3年度新規採用職員研修の一環として、四国西予ジオパークに関する講義を担当しました。

参加者には本庁勤務の職員だけでなく市民病院勤務や技術職など様々な職種の新採職員が参加されました。
まずは、四国西予ジオパークの概要やテーマ、および「ジオパーク」という認定制度の仕組みについて、ジオパークの小野室長がご紹介。

「西予市は2004年に5町が合併してできた新しい自治体。旧町ごとに多様な自然と人の暮らしがあるけれど、それらをつなぐ共通のキーワードは『大地の成り立ち』なんよ。」
なぜ西予市がジオパーク活動を進めていくのか、新採のみなさんへ向けて室長からの熱いメッセージもありました。

中盤からは、室内体験プログラム「世界に一つの岩石標本作り」を実施しました。
これは西予市の地図(地質図)を示したシートの上に、西予市の大地を特徴づける石を貼りながら、石と人の暮らしとの関わりについて学ぶプログラムです。
岩石の貼り方や順番などは榊山専門員が説明し、それぞれの石と人の暮らしとの関わりについては川澄専門員が紹介しました。

「石灰岩は海の生き物の殻が集まってできているんだよ」と、川澄専門員。
石灰岩の紹介では、実物の化石資料を目の前で見せて、みなさんに石のでき方を実感してもらいました。

この「世界に一つの岩石標本作り」というプログラムではいつも5~6人が一班になって、小箱に入れたたくさんの石の中から、各自自由に選んで貼ってもらいます。しかしながら今回は感染対策として、チャック袋に分けて事前に一人1個ずつお配りするという方法をとりました(接着剤やウェットティッシュも袋に入れて事前に一人ずつお渡ししています)。また本来このプログラムでは7つの石を貼ってもらいますが、時間の都合で3つの石を貼ってもらうことに。残りの4つは帰ってから眺められるように、事前に貼ってお渡ししました。

ジオパーク推進活動は、第2次西予市総合計画の中に何度もその言葉が出てくるように、市の重要施策の一つとして位置づけられています。特に本年は4年に一度の再認定審査があり庁内の部署でもより一層の連携が求められます。新採職員の皆様にはともにこれからジオパークを通じて西予市の活性化を担う一員として、その取り組みに十分な理解を持っていただければ幸いです。

(事務局)