活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
1/23 中川小学校と城川小学校のジオパーク学習合同成果発表会が行われました。
1月23日に西予市立中川小学校と城川小学校の6年生たちが、それぞれ1年間取り組んできたジオパークを題材とした学習成果の合同発表会を、城川支所大会議室にて行いました。
両校はともに令和4年度の西予市教育委員会が主催する「小学生夢チャレンジサポート事業」に採択されました。
この事業は、夢を叶えるために児童自らで考え、行動する力を身につけることを目的に取り組まれているものです。
中川小学校の6年生たちは1・2学期に四国カルスト・大野ヶ原や宇和海狩浜の段畑と農漁村景観を見学。
西予の大地の成り立ちや地域ごとの生活の工夫について理解を深めました。
3学期には愛媛新聞の方を講師に招いて新聞づくりに挑戦。その後、それぞれのサイトごとにキャッチフレーズを考え、地元の印刷会社の協力のもとジオマップを作成しました。
ジオマップは経済振興課のご協力の下、市内各地に掲載して西予市をPRしています。
城川小学校は、ジオパークの様々な資料を調べたり、ジオミュージアムを見学するなどして、ミュージアムのチラシを作成。
12月には九州のおおいた豊後大野ジオパークと阿蘇ユネスコ世界ジオパークを訪問。
阿蘇火山博物館とうみたまごでは来館者に作ったチラシをお渡しして、西予市に遊びに来てもらえるようにPRを行いました。
1月23日の発表後には、児童がまとめたジオミュージアムの改善案の資料が提出されました。
授業を担当された中川小学校の河野彰宏先生は、「最初は子どもたちは宇和町以外の場所をあまり知りませんでした。各地を巡るたび、子どもたちの目が生き生きとしていました。本事業を通して子どもたちはふるさとを具体的に知ることができ、実施して良かったと感じています。」と手応えを実感していました。
一連の学習を通じて、児童のみなさんは、何かを実現するために学んだことや意見をまとめること、そして相手に分かりやすく伝えることの大切さを実感できたのではないでしょうか。彼らが大人になった時に様々な意見や立場のある人達と協力して夢や計画を実現できるようになることを願っています。
(事務局:S)