活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
9/10 イベント「日本地質学会 第131年学術大会@山形大学」のランチョンセッションでジオパーク専門員になって感じたことを発表しました。
令和6年9月10日(火)に山形大学で実施された「日本地質学会 第131年学術大会」のジオパークランチョンセッションでジオパーク専門員になって感じたことを発表しました。
「ジオパークで働く」と題したこのセッションでは、就職を考えている学生向けにジオパーク専門員という職種を知ってもらい、専門員からジオパークの実態を学んでもらうことが目的で、昨年度の地質学会でのランチョンから始まった取り組みです。
私は昨年度学生の立場で参加し、それをきっかけにジオパーク業界に興味をもちました。そして、今年から(任期付きですが)専門員となり、今回は学生に近い立場で専門員になる前と後で感じたことを学生に向けて話をしていただきたいと私がジオパークの世界に飛び込んだきっかけをつくってくださった糸魚川ジオパークの郡山専門員にお願いされ、今回は専門員になる前と後で感じた率直な印象や感想をお話いたしました。
私が専門員になる前は自分の専門を活かした仕事ができると思っており、実際専門の化石のお話やワークショップなどを行う機会が多くあります。しかし、私が専門員になってからは仕事の種類の幅が広いことや自分の専門以外のことも学んで伝えていく必要があること、人との関わり合いが多いことなども感じています。ジオパークでは化石を含む大地だけでなく、そこの上に成り立つ生物や人間の営みなどもつながっており、それを伝えたり活かしていくことが重要であるため、自分の専門以外のことも学んで伝えていく必要があると専門員になってからの数か月間で感じました。また、人と接する機会も多く、日々上手く接するためにはどのようにするべきか試行錯誤しています。
ジオパークについてあまり知らない学生も多く、質問が多くあがりました。学生がジオパークと関わるために突然ジオパークを訪れても対応してもらえるかという質問が印象的でした。四国西予ジオパークでは博物館実習生やインターン生、小学生の職業体験なども受け入れており、訪問、見学、職業体験、質問などなんでもウェルカムです!!(できるだけ事前に連絡ください。)進路や将来を考えている学生さん、四国西予ジオパークでお待ちしております。
今回の話を機に学生の進路の一助となれば幸いです。
(事務局:F)