活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
11/30・12/21 認定ガイド更新講習を行いました。
令和6年11月30日(土)と12月21日(土)にジオミュージアムで認定ガイド更新講習を行いました。
認定ガイド更新講習はベテランのジオガイドさんが今後もガイドを続けていく上で毎年行っている講習で、ジオパークの最新の動向を知り、今後のジオガイド活動について考えていただく場です。JGNでは昨年からジオパークにおける気候変動に関する議論や取り組みを行うワーキンググループを立ち上げ、活動を始めました。今回の更新講習では、そのプロジェクトを立ち上げられた三島村・鬼界カルデラジオパークの大岩根専門員の講演を拝借し、四国西予ジオパークでの取り組みなども加えてお話しました。11月30日は榊山専門員、12月21日は私が講演を行い、その後ガイドさんが身近に感じられた気候変動による影響や持続可能な社会を実現するために取り組めることを考え、発表を行いました。
気候変動による災害の話では、2019年の台風19号で当時私が住んでいた町や通っていた大学が浸水の被害にあった経験を共有したり、2018年の西日本豪雨における西予市の水害被害について触れたことで、気候変動の脅威が身近に感じられたことと思います。ガイドさんも西予市に長年住んでおられる方が多く、気候変動によるものだと思われる身近な自然環境や動植物の変化について実感されており、近年の地球の異常性を再認識させられました。
次に、いくつかの例を取り上げ、私たちが身近に使っているものは気候変動をはじめ様々な問題に繋がっていることをお話しました。気候変動の原因は私たち一人一人であり、一人一人が意識しながら行動を変えていくことで世界が変わっていくことを学びました。最後に、私たちがこれからも地球で生きていくために各地で取り組まれている事例を紹介し、一人一人ができる取り組みを考えました。
今回の講習を機に、気候変動に関してより意識を持ち、今後のガイド活動に活かしていただければ幸いです。
(事務局:F)