13、14日の2日間、愛媛大学の博物館実習生18名と先生3名が、明浜で合宿を行ないました。

地質班、天体班、昆虫班にわかれて、どんな発表をするかテーマを考えながら実習スタート。
地質班は、石灰岩の大露頭やメランジュの中から化石を探す作業です。
化石が見つかれば、石灰岩の年代がわかります。が、残念ながら今回は発見できず。
天体班は、太陽の高度などを観測し、日の入り時に佐田岬に沈む太陽の速度を測定しました。
昆虫班も、野山を歩いていろいろな虫を採取しました。何やら発見があったそうです！

夕ごはんの後は、博物館実習らしく、地質班と昆虫班は標本作り。
標本の作り方にもルールがあります。
後世の学芸員が見ても、何を、どこで、いつ、だれが採取したかがわかるように。
大切なことです。
天体班は、夜も観測です。
やや雲が出ていましたが、月や木星、春の星座が出ていました。
西予市は人工の光が少ないため、天体観測に向いていると実感しました。

次の日も、各班に分かれて、実習を行ないました。
午後は愛媛県歴史文化博物館を訪れ、学芸員の方に解説をしてもらいつつ、博物館の展示や運営に関しての裏話?も教えてもらいながら、歴博を満喫しました。

大学に戻ってからは、持ち帰った試料やデータを解析したりするそうです。
この成果は10月14日に狩浜公民館で発表してもらう予定ですので、大学生の活動や明浜の自然に興味のあるかたは、ぜひ楽しみにしていてください。