活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
10/7-8 イベント「地球時間の旅展 第4回研修会@室戸ジオパーク」に参加しました。
令和6年10月7日(月)から8日(火)に高知県にある室戸世界ジオパークで地球時間の旅展の第4回研修会に参加しました。
四国西予ジオパークも協力している地球時間の旅展は全国のジオパークで行われている巡回展で、大地と時間の観点から見た4つのテーマを紹介しています。今回の研修では、今後の地球時間の旅展の展示アイディアや教育普及活動への引き出しを増やすために、石の多様性や性質を利用したハンズオン展示や体験コンテンツを考える意見共有を行いました。四国西予ジオパークは初めての参加となりました。
1日目は各地域が行っているハンズオン展示や体験コンテンツの紹介を行い、2日目にそれらのコンテンツを掛け合わせた新コンテンツを考えました。四国西予ジオパークでは、たくさんある岩石のハンズオン展示や常設展でのクイズ「ジオクエスト」、紙粘土でのアンモナイトレプリカ作り、岩石標本作り、エムリバーなどを紹介し、中でもジオクエストはいくつかの地域から評価をいただきました。他の地域では、ボードゲームやカードゲームなどゲーム型コンテンツをされているところがあり、印象に残りました。
2日目は1日目に各地域が紹介したコンテンツのいい所をもとに港区のみなと科学館でジオに関心のない子どもを対象とした新しい体験コンテンツのアイディアをグループで出し合いました。私のグループでは、新鮮なものや珍しいもの、反対に身近なものだけれど意外なものをテーマとし、食や工作、自然とのふれあい、ユニバーサルデザインなどの観点も取り入れた体験型コンテンツを考えました。次回の研修会ではユニバーサルデザインを用いた体験型コンテンツを考えるとのことで、今回その前線に立てたのは今後の参考となりました。また、他のグループでは五感やゲームや玩具、キャラクターなどを使ったコンテンツのアイディアが出され、ユニバーサルデザインや子どもたちの興味の観点から考えており、今回出たアイディアを今後の教育普及活動へも繋げていきたいと思いました。
(事務局:F)