活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
11/12-14 ジオパーク初任者研修@南紀熊野ジオパークに参加しました。
令和6年11月12日(火)から14日(木)に和歌山県にある南紀熊野ジオパークでジオパーク業務に携わってから間もないの職員を対象とした初任者研修会に参加しました。
令和に入ってからは初めての開催となり、四国西予ジオパークからは私と今年度推進室に異動してきた職員1名が参加しました。
座学では、ジオパークの普及啓発などの活動を行っている株式会社ジオ・ラボとジオパークの創設者の1人である日本ジオパーク委員会の渡辺真人氏からジオパークになるには(なり続けるには)何が必要かというジオパークの(再)認定の沿革やガイドラインを学びました。ジオパーク(再)認定のガイドラインはジオパーク誕生の経緯から制定され、細かく項目が分かれており、一見するとシビアに感じます。しかし、それはジオパーク地域の大地やそこに成り立つ自然や文化を守り、これからもそれらと共に暮らしていけるように頑張ろうというものであり、私たちがこれからも今と同じような暮らしをできるようにするための取り組みであることを学びました。また、他のジオパークと取り組みや課題などを共有し、新たな側面を知ることができました。
座学でジオパークの沿革やガイドラインを学んだ後は、学んだことや今後の活動に活かしたいことをグループで共有し、グループごとに意見をまとめて発表を行いました。私のグループでは、ジオパークの沿革を人生に例え、目標に向けて取り組みたいことを発表しました。
また、ジオパークセンターでの展示や四国西予ジオパークにも導入されているエムリバー、南紀熊野ジオパークのジオサイトもいくつか見学しました。南紀熊野ジオパークではジオストーリーの構築やハンズオン展示、保全などの取り組みがよくなされていると感じ、今後の四国西予ジオパークでの取り組みの参考となりました。
四国西予ジオパークは来年度、再認定審査を控えており、今回の研修を通して当ジオパークの課題を再認識し、他のジオパークの取り組みや意見を今後の取り組みに活かしていきたいと思いました。
(事務局:F)