活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
カレッジ「ガイドのためのコミュニケーション・スキル研修」を開催しました!
12/23(月)、せいよ自然と暮らしのカレッジ「ガイドのためのコミュニケーション・スキル研修」を開催しました。講師は、自然学校等でプロのガイド(インタープリター)として活躍されてきた経歴を持つ、(一社)をかしやの菊間彰さん。研修は昼の部、夜の部の2部制で行われました。
【昼の部】
昼の部は、自己紹介の後、野外で菊間さんのプログラムを体験しました。
見本とできるだけ同じ色・形・大きさのものをチームで探してくる「そっくりさんを探せ」。みなさん童心に帰って、楽しんでいる様子でした。
自然の中で「かわいい!」と感じるものを探し、他の人に紹介する「かわいいもの探し」。
探し物をしていると、思いがけず、素敵な風景に出会いました。
最後に、1人1人座ったり寝そべったりして、思い思いに過ごす時間(ソロ体験)。
最後に室内に戻って、ふりかえり。気づき・学びを整理しました。知識ではなく感動を伝えるガイドになるためには、いきなり説明から入るのではなく、まず体験をしたうえでそれを基にメッセージを伝える―ガイドに必要なコミュニケーションのあり方を体現した研修でした。
【夜の部】
夜の部は、室内でのワークショップ。夜から参加の方もいたので、あらためて自己紹介とアイスブレイク。
体を動かすことで、和やかな雰囲気になりました。
最初は合意形成のエクササイズのワークショップ。
物語を読み、登場人物に関する評価をみんなで話し合いました。これが予想以上に白熱!
研修には、小学生も参加してくれていましたが、しっかりと自分の意見を言えていました。
結局、登場人物の評価について、意見がまとまらないグループも。
ワークショップを通して感じたのは、「価値観はみんな違う」ということ。合意形成の難しさを確認しました。
つづいて、それぞれが住んでいる地域の良さ・魅力についてインタビューをし合うワーク。史跡名勝やジオパークの見どころだけでなく、人や風習などの魅力についても聞き合いました。
インタビューを通じて、西予市は地域ごとにカラーが違うことをあらためて確認。ガイドをする際にはこうした違いをどのように活かし、観光を盛り上げていけばよいのか、考えさせられる時間でした。
(作成:一般社団法人ノヤマカンパニー)