活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
【ジオイベント】JGN研修会in三陸GP【事例発表&グループワーク編】
2日目は研修会が開催され、午前は事例発表、午後はグループワークが行われました。
午前中の事例発表は三陸ジオパークの取組、陸前高田市の取組、火山災害に対する大学での取組、土砂災害に対する阿蘇GPの取組と複数面からの取組発表が行われました。
どれも非常に興味深い部分があり、全て吸収したいものでした。
陸前高田の防潮堤を作ったことに対する安心から、公的機関がすべて海岸側に移設された結果、全ての津波でなくなってしまった話は非常に驚きました。西予市も支所が海のすぐそばにあり、津波が来ると大きな被害を受けると思います。迫りくる南海トラフの前になんとかしなくてはと思える問題です。
阿蘇GPがメインで作った防災マップも非常にいい取り組みで、真似とは言わないまでも、参考にして西予市でも取り組んで行きたいと思います。
三陸GPは震災前からジオパークのイメージを取組んでいたことが、初めて知りました。震災を契機に繋がって復興を目指していくという想いがすごく感じられました。そして教育に関しても非常に進んでいることが分かりました。
午後からはワークショップを行いました。
テーマは「自然災害と恵み」「やりたいけど、やれないことに対しての解決案」という2つでした。
全国大会の分科会でもこのようなことについて話をしましたが、非常に時間が短いなぁと感じました。
それでも約4時間のグループワークはあまり体験したことがありませんので、非常に充実した時間になりましたし、このテーマについては日本が変動帯である以上、定期的に続けていかないといけないことかなぁとも思えました。
やはりどのジオパークも「防災教育の進め方が分からない」「人が少ない」という意見が多かったです。
四国西予は防災教育はそれなりに推進できていると思いますが、それを回せる人が少なく、日々悪戦苦闘しています。
このような話を全国の仲間たちと共有できたことは非常にいいことだと感じました。
来年度もジオパーク研修会には積極的に参加をして、全国で同じ悩みを持っている仲間と共有できる時間を作っていきたいと思います。
(事務局:蒔田)