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活動アルバム活動アルバム活動アルバム 市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

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市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

山口県から来られた学術調査隊が鍾乳洞の調査を行いました。

9月1日から3日にかけて、山口県から来られた学術調査隊11名が穴神鍾乳洞において調査を行いました。

調査隊の皆様はこれまでにも西予市の洞穴を調査されておりますが、例年と違い多くの学生によって調査隊が構成されていました。
彼らは「山口大学洞穴研究会」と呼ばれるサークルに所属し、普段は秋吉台の洞穴の調査および探検をしているそうです。
今回の目的は精密な平面図や断面図を作成することです。穴神鍾乳洞の簡易的な平面図はこれまでもありましたが、洞穴専門の調査隊が測量したことはありませんでした。
様々な専門機器を駆使して、狭い穴の距離や幅を速やかに計測されていました。

穴神鍾乳洞は今回の豪雨災害による被害を受けませんでしたが、大昔に堆積した土砂が遊歩道以外の穴を塞いでいることがわかりました。
そして地下や地上へと続く新たな空洞は見つからず、大発見とはいかなかったようです。
また調査隊によれば、洞窟の保存状態はとても良いようで、洞穴の形成過程が容易に判別できるくらいきれいに残っているそうです。石筍(せきじゅん)や鍾乳石の盗掘や破壊も少ないとのことでした。

また9月2日には高川地域の住民を対象に調査経過の説明会が行われました。
はじめに今回の調査隊代表で、日本洞窟学会副会長の村上崇史先生による講義が行われ、その後実際に穴神鍾乳洞に入って、内部の説明や実際に調査されている様子の見学が行われました。

そして最終日の9月4日には羅漢穴の調査を予定されていましたが、台風21号の影響もあり調査を中止して帰られました。

長年穴神鍾乳洞を案内されているガイドの方も、今回の調査結果をもとに一層充実したガイドができるのではないかと期待しておられました。
ご調査いただいた調査隊の皆様には厚くお礼を申し上げます。

(事務局:榊山)