活動アルバム
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市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
せいよ自然と暮らしのカレッジ「フィールドワーク(三瓶)」を開催しました!
8/25、せいよ自然と暮らしのカレッジ「フィールドワーク(三瓶)」を三瓶町蔵貫浦で開催しました。講師は、まち歩きの達人岡崎直司さん(西予市文化財保護審議会会長・近代化遺産活用アドバイザー)。
近代の洋風建築。もともとは郵便局として使われていた建物だそうです。
繭のこて絵。こて絵とは、左官職人が漆喰を用いて壁に浮き彫りにしてつくる絵のこと。西予市は県内でも最も多くこて絵が残っている地域だそうです。漆喰の原料になる石灰岩の産地だったことが関係するのでしょうか?
道端で歩いていたアカテガニ。こんなところにも海辺らしさを感じます。
午後は、田んぼが広がるエリアを散策。
平地が少ない三瓶の中で、蔵貫浦はめずらしく平地がまとまって存在するところ。川の流れによって運ばれてきた砂や泥が堆積してできた景色です。
最後に、室内で一人ずつ感じたこと・考えたことを発表してもらいました。
「じっくり歩いて家々の細部まで見たり、岩石に触って観察したりできたのが良かった」「集落が集中して立地している要因について、いろいろ自分なりに考えてみた」など、みなさん充実した学びの時間になった様子。
講師の岡崎さんからも、「同じ景色を見ていても目の向け方、意識が違いを生む。色々と頭を働かせながらフィールドワークを楽しんでほしい。」とメッセージをいただきました。
(作成:一般社団法人ノヤマカンパニー)