活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
「せいよ子どもジオ相談室」を開催しました。
3月28日(日)に西予市内で新たなイベント「せいよ子どもジオ相談室」を開催しました。
オンライン会議ツール「ZOOM」や電話を利用しながら、西予市内の小中学生を対象に、西予市の自然の中で「なぜ?」「どうして?」と不思議に思ったことを質問として募集しました。
「日本にマンモスはいたの?」、「ジオパークっていつ頃からあるの?」、「四国カルストって隆起しているの?」など、実に多様な質問が寄せられました。
参加した子どもたちはとても熱心に先生たちの回答に耳を傾け、「これについて知りたい、尋ねてみたい」という意志を感じることができました。
中には先生たちが驚くような、本質をついた質問などもあり、西予の子どもたちのポテンシャルを実感することもできました。
また事前に質問をいただいたものの、当日は参加できなかった子どもたちの質問も取り上げ、先生たちからの回答を紹介しました。
この日は雨が降り続き、また県内でも再び新型コロナの感染者数も増えつつある状況で、外へお出かけするには残念な一日でした。
参加してくれた子どもたちや視聴者の皆さまに少しでも楽しみや学びの機会を提供できたなら幸いです。
イベント終了後、イベントスタッフの話し合いでは、
「もっと地域のいろんな人に先生役をお願いできると盛り上がると思う。例えばミカンの話とかは、実際に農家の人に工夫していることを話してもらった方がより実情に沿った回答ができる。」
「他の地域のジオパークの専門員や学芸員とも連携して質問に答えていただくことで、ジオパークネットワークを活かした子どもたちの学びの質を高めることもできるのではないか。」
といった更なる可能性を感じた一方で、子どもたちやその保護者が「ZOOMを操作する」ことをまだまだ高いハードルととらえたことも考えられ、イベントのやり方には更なる工夫が必要であるとも実感しました。
今回のイベントの反響を見ながら、好評であればまた次の開催機会を検討していこうと考えています。
なお、「喫茶Sunny」のまつもとみきさんには、イベント当日に先生たちが回答する会場をご提供いただき、また進行役を務めていただきました。
事務局一同心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
(事務局:榊山)