活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
横浜市立大学有馬ゼミの皆さまが来訪されました。
9月5日から8日にかけて、横浜市立大学国際教養学部の有馬貴之先生と研究室の学生さん達が四国西予ジオパークにおいて合宿されました。
※愛媛県下では「BA.5医療危機宣言」が発令される中での来訪でしたが、滞在については約半年前から入念な準備を行い、来訪前には全ての学生がPCR検査を実施するなど、新型コロナウイルス感染症への対策を入念に行った上で実施されました。
学生たちは四国西予ジオパークや西予市を題材に、地域における観光の実践について学ぶと共に、各自の設定課題に沿った調査活動や制作活動を進められました。
滞在初日は、市役所の担当者が西予市の特徴や観光の取り組み、観光と地域づくりの関わりについてレクチャー。
出来上がったばかりの「旅色」の西予市特集動画もご覧いただきました。
※「旅色」の西予市特集動画(Youtube)はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=AqaOwycoZf0
オンラインを通じた観光PRの紹介の他にも各種パンフレットや「マチボン」のような特集雑誌の掲載もご紹介。
卯之町駅前複合施設「ゆるりあん」の取り組みもお話ししました。
学生たちは他にも卯之町周辺を散策したり、愛媛県歴史文化博物館や宇和米博物館を見学されたようです。
2日目は、四国西予ジオミュージアムの見学からスタート。
学生たちは宿泊先である明浜「きゃんぱ」から約1時間半かけてのご到着。
西予市の大きなテーブルを見ながら、改めてその広さを実感したようです。
午後は乙亥会館災害伝承展示室を語り部ガイドの案内のもと見学。
「防災まち歩き」も体験していただきました。
防災と観光はなかなか結び付かないところもあるかもしれませんが、復興に向けて歩みをすすめる野村の取り組みを見て、学生たちの考えるきっかけとなれれば良いですね。
夕方には、国の重要文化的景観「宇和海狩浜の段畑と農漁村景観」へ。
段々畑ガイドの会の案内のもと、段畑の歴史や柑橘を育てる工夫を学び、また教育旅行の受け入れなど新たな地域の取り組みを教えてもらいました。
3日目と4日目は学生たちがそれぞれ各自の課題に向き合う時間でした。
観光施策についてさらに詳しいことを伺うため、経済振興課を訪問された学生もいました。
(写真でのご紹介が叶わないことをご容赦ください。)
普段は横浜などの「観光地化された場所」の観光施策を学ぶ彼ら・彼女たちにとって、これから観光の取り組みを拡充させていこうとする西予の現状は、とても新鮮に映ったのではないかと思います。「歩いていても人混みに出くわさない!」、「自然の景色が美しく、空気が美味しい」といった地方ならではことも驚きの声として上がっていました。
将来観光業や観光施策に携わることになるかもしれない学生の皆さんの一助となれれば幸いです。その際は是非西予市もPRしてもらえると嬉しいですね!
※有馬ゼミの活動はfacebookページでもご覧いただけます。西予を題材にした成果物作成の様子も見られるかもしれません。
(有馬ゼミfacebookページ)
https://www.facebook.com/YCUTourismManagementLab
(事務局:S)