活動アルバム
市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。
6/7 観光学ご専門の有馬貴之先生が西予市を視察されました。
令和6年6月7日(金)に横浜市立大学国際教養学部都市学系准教授の有馬貴之先生が西予市の各所を視察されました。
有馬先生には前日の四国西予ジオパーク推進協議会総会・講演会において、ジオパークと観光についてご講演いただきました。
先生は何度も西予市を訪問されているとのことでしたが、城川町をはじめまだ見学されたことがない箇所があるということでしたので、今回の視察を実施しました。
午前中は宿泊先の宝泉坊ロッジを出発地点として、E-bikeとフットパスを体験されました。
体験中、棚田や地蔵などをお目にされ、“まるで日本の原風景をようだ” と感じられたご様子でした。
有馬先生によれば、E-bikeなどのアクティビティを通して日本の自然を満喫することは、海外の方が熱烈に体験を希望されることの1つだそうです。
私もこれが西予市の観光のポテンシャルを感じました。
その後、穴神鍾乳洞を見学されました。
穴神鍾乳洞は中学生が発見、探索したという経緯をガイドさんからご紹介いただき、有馬先生はとても驚かれていました。
洞内には鍾乳石以外にも化石やコウモリ、洞窟で独自の環境に適応して生息している生物、縄文時代の遺跡など様々なものがありました。
また、ジオサイトの解説看板についても意見を述べられ、私も看板の内容の重要性を感じました。
お昼には食堂ゆすかわにて、遊子川地区で栽培されたトマトを使ったランチを召し上がっていただきました。
お食事中、西予市の地域の取り組みの可能性についてご意見をいただきました。
また、食堂の隣ではトマトの加工品が作られており、生産者の方にお話をお聞きになられました。
遊子川では、遠方から来られた方でもトマトの定植・収穫を体験することできます。
有馬先生もご興味を持たれ、早速体験を検討されていました。
午後はジオミュージアムに隣接するギャラリーしろかわと城川歴史民俗資料館をご見学されました。
有馬先生は特に資料館に展示されている、大正時代から初期の昭和時代の教科書に使われていた日本地図や世界地図に関心を持たれていました。
最後に西予市観光物産協会に寄られ、協会の方と意見交換されました。
協会の方が現在考えている事業案をお話しされ、有馬先生は西予市の観光のポテンシャルを感じられたご様子でした。
有馬先生、この度は西予市にお越しくださり、ありがとうございました。また来られる日を楽しみにお待ちしております。
(事務局:F)