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活動アルバム活動アルバム活動アルバム 市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

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市内外の皆さんに四国西予ジオパークを理解していただくため、イベントや研修会など様々な取り組みを行なっています。ここではこれまで実施してきた活動の記録をご紹介します。

6/8 イベント『だいちのめ観察会「磯遊びに行こう!」』に参加しました。

令和6年6月8日(土)に明浜町のたこやき島周辺でノヤマカンパニー主催のだいちのめ観察会「磯遊びに行こう!」に参加しました。

あわせて20数名程度の親子連れが参加し、事務局からも私と榊山専門員が参加しました。磯遊びの前に、ノヤマカンパニーの加藤様が磯遊びの注意事項を説明され、磯には危険な生き物がいることや潮が引けるとたこやき島と海岸は陸続きになって歩いて渡れるようになることなどをお話しされました。

観察前に早速、保護者の方がウミケムシを見つけられ、皆さんにお見せしました。私は初めてウミケムシを見て、意外と大きかったため驚きました。


↑ウミケムシ(触るな危険)

観察中は磯に棲む生き物を探し、網や枝で作った釣り竿を使って生き物を捕まえていました。動きのゆっくりなヤドカリやヒトデは捕まえやすい様子でしたが、動きの速いハゼなどの魚は捕まえるのに苦労しているようでした。観察した生き物は種類ごとに分け、それぞれの生き物の特徴を観察しました。子どもたちは磯には様々な生き物がいることに興味を持った様子でした。

↑アオウミウシ

↑ヒザラガイ

↑ラッパウニ(触るな危険)

昼過ぎになると、潮が引いて海岸とたこやき島が陸続きになり、歩いて渡れるようになりました。たこやき島へと渡って生き物を探すご家族も多くなり、中には岩場だらけの島を一周するご家族も見られました。たこやき島やその周辺の海岸は砂と泥の地層でできており、海岸にはその地層が波によって砕けて小さくなった石が一面に広がっています。榊山専門員はハンマーを子どもたちに持たせて石を割る体験も行い、子どもたちは生き物だけでなく“だいち”にも目を向けている様子でした。

最後に加藤様はジオパークのお話しをされました。たこやき島も四国西予ジオパークの「ビューポイント」というものに指定されており、砂や泥の地層や海岸を見ることができます。生き物はもちろん、その住処となっている“だいち”にも子どもたちに目を向けてもらえたらうれしいです。

加藤様、この度は観察会に招待くださりありがとうございました。今後も素晴らしい自然観察のご指導をよろしくお願いいたします。

(事務局:F)