ジオパーク構想をきっかけとして、愛媛大との交流と連携がはじまりました。

今年度は、西予市のジオパーク資源を活用した体験メニューの共同研究を行なっています。

10月22日（土）と２３日（日）の両日、市内の4ヶ所でそれぞれ、岩石鉱物、昆虫、海辺の生き物、火山灰を使った体験授業を試験的に行いました。愛媛大からは、理学部、教育学部、農学部、法文学部の先生や大学生・大学院生１４名がスタッフとして参加し、指導をしていただきました。

参加者した親子、一般市民は４ヶ所あわせて８０名となり、来年の夏休み自由研究のテーマは決まった！という親子も。海から山に広がる、西予市の豊富な自然遺産を活用しながら楽しく学び、最後にはすべての参加者からアンケートに答えていただき、来年の取り組みにつなげることができました。

また、22日の夜には、宿泊先の城川自然ロッジで、本市のジオパーク構想や今後の進め方等について学習や協議を行ないながら、参加した市側スタッフ１３名といっしょに交流を深めました。

↓10月22日（土）　岩石と鉱物の体験授業（西予市三瓶町）

　皆川先生による座学と鉱物観察。

野外での観察会を予定していましたが、あいにくの雨天により室内での学習会に変更。

ざくろ石探しに必死の参加者

↓10月22日（土）　身近な昆虫教室（西予市城川町）

酒井先生の座学「生き物を大切にしよう」の後、昆虫探しに出発。

昆虫はどこにいるの？　実は、葉っぱの下にたくさんいるんだよ。

先生や大学院のお兄さんに手伝ってもらって昆虫の名前を確認。昆虫の種類の多さにびっくりです。

↓１０月２３日（日）　海辺の生き物学習（西予市明浜町）

　家山先生による野外講座。

　よく見ると、いろいろな場所に海辺の生き物が。

　生き物を使った実験を体験。

↓10月23日（日）　おもしろ火山教室（西予市野村町）

榊原先生と大学院生のお姉さんに、中筋小の子どもたちに火山灰体験授業を行なってもらいました。校区内には九州から飛んできた火山灰が厚く堆積している貴重な場所があります。

　火山灰が積もっている農地ののり面に集まった参加者。

大学院のお姉さん方による火山の紙芝居も好評でした。

　公民館に移動し、火山灰を洗ってルーペで観察。　　　　　　　

コーラを使った火山噴火実験。このあと大歓声があがりました。