研修会の翌日は幕張メッセで新規認定地域＆世界ジオパーク認定申請地域の公開プレゼンがありました。
毎年この場だけはジオパークのイベントでも緊張感が漂っているなぁと感じました。
昨年は大きな場所だったので、感じませんでしたが、今年はフロアが狭いこともあり、非常にそんな雰囲気がしました。

今年は
世界申請に白山手取川ジオパーク
日本申請にMINE秋吉台、三島村、栗駒山麓
でした。

各地域とも非常に質の高いプレゼンで年々レベルが上がっていること感じました。
と同時に質問の内容も手厳しく感じました。
ジオパークは絶えず変化していくものになっているので毎年、プレゼンにおける傾向が違うなあと感じました。
昨年は一般人もいましたが、今年は関係者だけという形ですし、広さも毎年違います。
ですが、この形式に収まっていないのが逆にいいなと感じます。
ジオパークは行政に事務局があることが多いですが、決してそうではないのが本来の姿。形に当てはめてやることはきっと持続可能性にはつながりません。
なので、毎年締切も違ったりするのもジオパークにとってはいいのかなと感じました。

午後からは活性化会議がありました。
各ジオパークから１～２名ほどの代表者が集まって今後のジオパークをどうしていくことが良い結果になるかを考える会議です。
今回は５つほど分科会がありました。
私は今年より初めて参加しましたが、いきなり教育部会の司会という大役を頂き、議論を進めていきました。
他の分科会の内容はわからないのでここに記載することはできませんが、教育部会では各地の事例や課題などを言ってもらい、今後どのような方向性にするかについて１０以上のジオパーク関係者が議論をしました。このような機会は１年の中でもあまりなく非常に刺激的でした。

(事務局：蒔田)