幕末に土佐脱藩者たちが超えた峠
標高830m、西予市城川町と高知県梼原町との間にある峠で、大正時代までは両県を結ぶ主要な道で、明治維新の志士・吉村虎太郎ら10名が、この峠を越えて脱藩したとされます。
城川町側は傾斜がきつく、「九十九曲」の名のとおり、かなりの回数を曲がるつづら折りの急な坂になっています。このような急傾斜地となったのは、このあたりで岩石の種類が変わるからです。やわらかい岩は侵食されやすく削られます。峠からは魚成の河成段丘の様子がよくわかります。
標高830m、西予市城川町と高知県梼原町との間にある峠で、大正時代までは両県を結ぶ主要な道で、明治維新の志士・吉村虎太郎ら10名が、この峠を越えて脱藩したとされます。
城川町側は傾斜がきつく、「九十九曲」の名のとおり、かなりの回数を曲がるつづら折りの急な坂になっています。このような急傾斜地となったのは、このあたりで岩石の種類が変わるからです。やわらかい岩は侵食されやすく削られます。峠からは魚成の河成段丘の様子がよくわかります。
峠の付近にある九十九曲峠湿原では、四季折々の山の草花を楽しむことができ、四国に3ケ所しかないセラピーロードにも認定されています。
坂本龍馬が土佐藩から脱藩したルートは、この九十九曲がる峠を通るルートと、より北側の韮ヶ峠を越えるルートの2つの説があります。
【アクセス & 注意事項】
◎西予宇和ICから車で約70分
◎駐車場無
◎林道や湿地帯を通りますので、歩きやすい靴・服装を推奨します
◎急な傾斜が続きますので体調にご注意ください