知る人ぞ知る、落差20m弱の隠れ滝
嘉喜尾地区の鳴滝は谷の奥深くにあり、一部の地元の人しか存在を知らない「隠れ滝」でした。10数年前に地域の人たちの手によって林道が整備され、滝の近くまで行くことができるようになりました。落差17m、滝の上部はつづら折りになっています。
嘉喜尾地区の鳴滝は谷の奥深くにあり、一部の地元の人しか存在を知らない「隠れ滝」でした。10数年前に地域の人たちの手によって林道が整備され、滝の近くまで行くことができるようになりました。落差17m、滝の上部はつづら折りになっています。
1885(明治18)年に岩本集落近くに移転されるまでは、この滝に隣接する急傾斜地に「鳴滝神社」の本殿がありました。 1923(大正12)年にこの社殿跡から鳴滝神社の御神鏡が発見されました。大小2面あり裏面に双雀と野菊の花が彫刻された銅鏡です。これらの絵画的な図柄は、日本の鏡の歴史では平安から鎌倉時代を通じて流行していることから、約800年前のものと推定される貴重なものです。銅鏡は西予市の有形文化財に指定されており、城川歴史民俗資料館に展示されています。
【アクセス & 注意事項】
◎林道の入り口に駐車スペースは有りますが、交通ルールを守って駐車してください。
◎林道で狭いため、歩きやすい靴・服装でお越しください
◎雨の日は水量が多く危険です