チャートの岩陰にある弥生時代の遺跡
観音嶽は岩木地区にある巨大な崖で、宇和盆地の代表的な岩石であるチャートを間近で見ることができます。付近の水路も三方がチャートの石張りで、周囲の民家の石垣もほとんどがチャートでできています。
陸からはるか遠く離れた深い海の底で、放散虫というプランクトンの殻が集まってできたチャートは、火打石となったほど硬い岩石です。この観音嶽周辺では大小さまざまなサイズのチャートの岩石を積み重ねた石垣が築かれており、当時の技術の高さを目の当たりにできます。
観音嶽は岩木地区にある巨大な崖で、宇和盆地の代表的な岩石であるチャートを間近で見ることができます。付近の水路も三方がチャートの石張りで、周囲の民家の石垣もほとんどがチャートでできています。
陸からはるか遠く離れた深い海の底で、放散虫というプランクトンの殻が集まってできたチャートは、火打石となったほど硬い岩石です。この観音嶽周辺では大小さまざまなサイズのチャートの岩石を積み重ねた石垣が築かれており、当時の技術の高さを目の当たりにできます。
観音嶽の岩陰には、岩木観音嶽洞穴遺跡という弥生遺跡が存在します。ここからは西南四国型土器と呼ばれる弥生土器が出土しました。
観音嶽の名称の所以ともなった観音堂が崖の中腹に存在します。古くから安産の神様として信仰を集め、底を縫っていない袋を供えてお祈りをします。
【アクセス & 注意事項】
◎西予宇和ICから車で約20分
◎駐車場無
◎階段にご注意ください