チャートでつくられた石室
標高約270mの河内谷に存在する9基の円墳からなる古墳群で、6~7世紀の古墳時代後期につくられたとされています。
直径13mの1号墳は、遺体を納めるチャートでできた横穴式の石室が設けられ、一度、埋葬が終わった後も別の人を埋葬できる構造となっています。また、石室の南側の埋土からは須恵器の土器片が、北側の埋土からは装飾太刀や玉類などが出土しています。見学の際は懐中電灯を持っていきましょう。
標高約270mの河内谷に存在する9基の円墳からなる古墳群で、6~7世紀の古墳時代後期につくられたとされています。
直径13mの1号墳は、遺体を納めるチャートでできた横穴式の石室が設けられ、一度、埋葬が終わった後も別の人を埋葬できる構造となっています。また、石室の南側の埋土からは須恵器の土器片が、北側の埋土からは装飾太刀や玉類などが出土しています。見学の際は懐中電灯を持っていきましょう。
出土品のなかでは特に銀製空玉が注目されます。同様な空玉が出土している県内各地の古墳から推測してステイタスの高い方が埋葬されていると考えられます。また、それぞれの古墳が宇和盆地を見下ろすように配置されていることからも、有力な勢力の墓と考えられます。
【アクセス & 注意事項】
◎西予宇和ICから車で約30分
◎駐車場無